葵先生「愛知県安城市の安城高校で“ゆかたの柄合わせ授業”にお邪魔させて頂きました!」
生活文化科2年生の生徒さんがゆかたを初めて反物からお仕立てされるにあたり、柄合わせのお手伝いをさせていただきました!!
まずは作業台に生地を置く時の並べ方や、袖になる予定の布、身頃になる布などそれぞれ必要な枚数を順番に置いていく方法などご説明させていただきました。この作業は見積もりと言って、柄合わせの前に必要な長さがきちんと足りているのかを確認する作業です。
ざっくりと4グループぐらいにわかれてなるべく密にならないように集まっていただき、実際に反物をならべる手元をみていただきました。
その後は実践!皆さんそれぞれ事前に準備してくださったご自分の身長に合わせた寸法で見積もりができました。
ここから柄合わせについての説明です。
前々回のブログ 高校教諭向け柄合わせ講習会でもご紹介していますが、柄合わせのポイントは、
①後ろから見た時に左右の生地の柄の流れを良くすること
②前から見た時にお顔が映えるように左身頃の胸元にポイント柄を配置
③座った時にも柄が映えるようにお膝にくるあたりにもポイント柄を!
です。初めて見積もりしてみたゆかた生地の柄はどんな柄合わせになっているか、身頃、袖、衽のポイント位置などを説明しながら、ひとりひとり柄の位置をみてみました。
葵先生「ポイントとなる目立つ柄を決めてくださいね(^-^)もし見積もりした生地にまだ余裕があれば、すこし生地をずらしてポイント柄の位置を調節することができますよ!」
また事前に織キズや染難などチェックしたところが目立つところにでてしまわないかなども考慮しつつ柄合わせをすすめていきます。
限られた時間のなかで、みなさん柄合わせをやり終えました~!!!
葵先生「初めてのゆかたの授業にもかかわらず熱心に取り組んでくださり、“こっちの方が柄の流れがきれい!”など、短い時間のなかでも成長がみられ、とても頼もしく感じました!!(◍˃̶ᗜ˂̶◍)ノ”」
ありがたいご縁をいただきまして、今回「授業」として柄合わせ部分をお手伝いさせていただくことができました。このあとみなさんが無事にゆかたを完成させられるよう、応援しております!!未来の和裁技能士がここから誕生するかも!?٩(๑^o^๑)۶
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