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執筆者の写真東亜和裁

うつくしき和色(わのいろ)の世界-KIMONO-

本日11月15日は、全日本きもの振興会が制定した きものの日 ですね!!

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すこし前ですが、名古屋支部から地下鉄でひと駅のところにある「松坂屋美術館」で開催中の「うつくしき和色(わのいろ)の世界ーKIMONOー」に行ってきました。


和色(わのいろ)とは?日本で古くから使われてきた伝統色のことで、日本独特の呼び名で呼ばれています。

和色(わのいろ)・・・みなさまはどんな色を連想しますか??(*˘︶˘*).。.:*

たとえば夕焼けを連想する「茜色(あかねいろ)」も和色(わのいろ)で、調べてみると、やや黄色みを帯びた暗い赤だそうで、植物の「アカネ」から染められる色だそうです。

どんな和色(わのいろ)が紹介されているのかな??期待が膨らみますo(^-^)o

会場は沢山のお着物や帯などが展示されていました。撮影とSNSがOKだったのでたくさん写真を撮ってしまいました(>∀<)☆☆

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なんと荘厳!美しいのひとことです!!

展示されている一枚ずつに、着物の種類や素材、柄の説明と色など、時代背景なども踏まえて説明文がついていて、それを見るのがまたとても楽しい♪


こちらの赤いお着物、なんだかきらきらと文字が描かれているな~可愛い、と近づいていくと間近で見てびっくり!・・・説明文↓ ↓ ↓

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和歌が刺繍!!!\(◎o◎)/

そして「緋色」とは・・・やや黄色みのある鮮やかな赤で、平安時代から用いられた伝統色・・・だそうです。

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遠目にもつやつやと輝いて刺繍も綺麗~~!と引き寄せられたこちらのお着物の説明は↓ ↓ ↓

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綸子(りんず)というのが絹が素材の織物のことで、基本の織りを平織というのに対して、綸子というのは光沢があり、地模様がある織物になります。

黄色がまだらに重ねられていると説明されていて、青(藍)を染めてから黄色を重ねる染色方法が技術的に難しく、うまく一色に染まっていなかったのかな?と解釈しましたが、実物を見ても説明文にかかれていなければほぼわからないくらいの色の差です。説明文を読むことによって、色々な視点から楽しめます♪

ぜひ間近でいろんな角度から!!(笑)見る価値がある作品の数々です!

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ひながた本(描かれた柄の見本帳のようなもの)の展示も、柄だけでなく色の指定がされているものが展示されていました。

160点あまりの作品を眺めるだけでも息をのむ素晴らしさでしたが、説明を読んでまた見聞を深め、じっくりと観覧を終えたらなんと2時間も経過していました!!今回の作品は全て松坂屋の所蔵品だそうですが、本当にすごいコレクションの数々でした。

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そしてこの日はなんとハシゴ!!

名古屋市内、東山線「覚王山」から着物でのんびり歩いて徒歩10分くらいの「揚輝荘(ようきそう)」へ。松坂屋美術館同時開催中 揚輝荘特別展「揚輝荘が織りなす和色の世界ーKIMONO-」にも行ってきました♪

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揚輝荘というのは松坂屋の創業者「伊藤次郎左衛門祐民(いとうじろうざえもんすけたみ)」の別荘地のことで、迎賓館だった建物など5つの建造物が現在は名古屋市の指定有形文化財として残されています。作品展示は南館の「聴松閣(ちょうしょうかく)」の2階で展示されていました。展示数は少しだけでしたが、趣ある建物も楽しめました♡

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松坂屋の前身「いとう呉服店」のロゴマークの復刻版。そして「山荘風」にこだわって柱や床などの木材すべてにまるで樹皮のような彫刻がされていました。

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暖炉がいくつもあったり、丸い窓だったり。いまではなかなか見られない、こだわりの内装です。

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展示は2階でされていました。

美術館でみるのとはまた違った趣でゆったり楽しめました♪

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一日たくさん歩き回ってヒートアップ状態でしたが、最後に庭園を眺めて心を落ち着けて(笑)帰ってきました。紅葉もすこしだけ色づいていましたよ。

とっても見ごたえがある「うつくしき和色(わのいろ)の世界ーKIMONO-」展は11月21日まで。まだ間に合うのでぜひぜひ松坂屋美術館、揚輝荘へ足を運んでみてください♪

さてさて #11月15日はきものの日 東亜和裁各支部ではどんな「きものの日」を過ごしたかな??

よろしければインスタグラムものぞいてみてくださいね♪




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