東亜和裁 夏の体験会第2弾としまして、今年もはかま作り体験会を開催いたしました。
前回のゆかた作り体験会同様、途中まで準備した生地を、実際に東亜和裁で使用しているコテ、さし、針や糸など和裁道具を使って完成まで仕立てあげる体験会です♪
事前準備されたものはこちらです。後身頃と、紐が作られています♪
前身頃はまっさらな生地です。これが袴に・・・なるんです\(^o^)/☆
まずはひだ折りです。生地を折りたたむ位置を、チャコで印をつけます。
山折り、谷折りと1本ずつアイロンで折っていきます。
ひだ折りが進むと一気に袴っぽくなります!
ひだ折りができたら、折ったヒダがバラバラにならないように、糸でとめて躾(しつけ)をしていきます。
前身頃のひだ折りができたら、後ろ身頃と脇のところ(相引きといいます!)をミシンで縫い合わせます。
相引きが縫えたら、次は前身頃の笹ひだを作っていきます。幅が太い所からだんだん細くなっていく感じが「笹」を連想しますね。
笹ひだができたら、前身頃にひもを付けます。
最初に折ったひだや笹ひだなど生地がたくさん重なっているのでミシンでしっかりと縫いつけます。
仙吉くんも激励~!!「完成まであとひといき!がんばれにゃ~!!」
ひもの表側がミシンで縫えたら、裏側を手縫いで縫って始末します。
コテで最後の仕上げです♪
最後に裾の縫い代の始末を手縫いで体験していただき、いよいよ完成です!
完成した袴を一緒にたたんで、体験会の行程終了です!
自分だけの素敵な袴ができました♪
「はかま」といえば剣道などの武道を思い浮かべたり、大学など学校の卒業式、最近では小学校の卒業式でも着用されるかたが増えていますね!とはいえ、まだまだ浴衣などに比べると、見かけることがすくない「はかま」(^-^)東亜和裁では毎年はかま作り体験会を通して、はかまも広く知っていただけたらと思います。