三重県にある四日市農芸高校さんで初めて運針講習会を行わせて頂きました。四日市農芸高校さんは今回の講習会で中心になって指導に当たって下さった四日市支部指導員・M先生の母校!昨年の全国技能五輪大会『和裁』部門で金賞に輝いたM先生のお話しを耳にして、講習会開催のご連絡をして下さったそうです(^^)
今回、講習会に参加してくれたのは生活文化科2年生・服飾経営コースの生徒さん達でした!M先生の他3人の先生が生徒さんの指導にあたって下さいました。
最初は3グループに分かれて、先生から指ぬきの付け方・針の持ち方・運針の仕方を教わりました。席に戻ったら練習用の布に端から端まで線を書き、書いた線を真っ直ぐ辿って行くように運針をしてもらいました。(和裁では生地にペンで線を書くことは基本的にはしませんが、今回は真っ直ぐ縫う事を意識して欲しかったため線を書いてもらいました!)
始めから細かく運針をするのは大変難しいので先ずは線に沿って真っ直ぐ縫ってもらうこと、針目の大きさを揃えることなどを意識してもらうようにお話ししました。
初めて付ける指ぬきや針の持ち方に苦労していましたが、みんな運針目標の長さまでやりきる事が出来ました✨
四日市農芸さんでは浴衣制作の際、脇縫いなどの縫い代は ゛みみぐけ ” で留めるとお話しされていたので、みみぐけの練習も行いました。みみぐけの練習は運針の時よりも針の持ち方に慣れてきた様子。2本目の練習に入る生徒さんも沢山いました!
最後は ゛本ぐけ ” (表からも裏からも縫い目が見えない縫い方)の説明をさせていただいて講習会を修了しました。
初めての運針は手が疲れて大変だったと思いますが、みん最後まで集中して取り組まれていたのがとても良かったです!今後も運針の練習動画なども参考にして沢山練習して頂けたら嬉しいです( 〃 ˆᴗˆ 〃 )
晴子「みんなが作る浴衣が今から楽しみ~♡」