瑞浪高校さん 浴衣柄合せ講習会2025
- 東亜和裁
- 5月20日
- 読了時間: 2分
先のブログとは時期が前後してしまいますがGW明けに岐阜県にある瑞浪高校さんで『浴衣の柄合せ講習会』を行わせて頂きました!
講習会には生活デザイン科2年生の生徒さん17名が参加して下さり、柄合せから裁断までをお手伝いさせていただきました。
【講習会の様子】
講習会では始めに着物の名所・縫製に必要なパーツ・柄の見せ方(ポイント柄をもってくる位置など)についてテキストと合わせて紹介しました。
柄合せのポイントは、
①後ろから見た時に左右の生地の柄の流れを良くすること
②前から見た時にお顔が映えるように左身頃の胸元にポイント柄を配置
③座った時にも柄が映えるようにお膝にくるあたりにもポイント柄を!
➃お尻の位置で左右の柄がぶつからないように!
です。
次に長さの測り方や反物の置き方や仕立てたい長さで反物が裁断出来るかの確認作業(見積り)のやり方を説明させていただきました。
机の端を0㎝として、身頃・袖・衿衽それそれ必要な長さを測って付箋で机に印をつけ、その付箋を目安に身頃2枚、袖2枚、衿衽1枚が取るように反物を置いていきました。
身頃・袖・衿衽に反物を置いたら柄合せをしている所を見てもらいました。
柄合せの説明が終わったところで実際に自分の反物で見積りと柄合せに挑戦しました!
見積りをする際には傷汚れや色焼けが無いかの確認も行いながら進めました。
反物が裁断されていない状態での柄合せはパーツの前後左右が混乱しやすく大変だったと思いますが、慣れてくると生徒さん同士でも相談しながら進めてくれていました。
作業中は反物を折り返す際、多少のバラつきは気にせず進める人もいれば、物指しを使ってしっかり折り揃える人もいて個性が出ていたのが印象的でした。
柄合せが出来たら次は裁断です。慎重にハサミを入れて全部切り終わるとみんなホッとした様子でした!
この後の縫製作業を拝見することは出来ませんが、素敵な浴衣が完成すると思うとワクワクします(๑>◡<๑)+
完成までぜひ楽しんで作っていただけたら嬉しいです。完成を楽しみにしています!!
晴ちゃん『自分で仕立てた浴衣は格別だね♡私も新しい浴衣作りたくなっちゃった!』