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第61回 技能五輪全国大会

更新日:2023年12月12日

11月17日~11月21日にかけて、第61回技能五輪全国大会・第43回全国アビリンピックが愛知県にある愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)で開催されました。

和裁競技はその内の、18日(土)・19日(日)の二日間に行われ、選手たちは計9時間の長い時間を全力で挑みました。

東亜和裁からも名古屋支部・四日市支部・仙台支部から5名の選手が大会に出場しました!


技能五輪では全42種もの競技が行われます。今年度からはメイン会場は一般来場者も自由に見学する事が出来る様になった為、会場は沢山の人で大変賑やかでした✨


晴子「晴子も先輩達の応援に来たんだけど、会場の広さにビックリ!?和裁はC号館32ブース!入口を入って直ぐ左だったから、直ぐに見つけられて良かった~!」



◎競技について

競技は、女子用あわせ長着を、一部自宅で縫製を行い会場で9時間(2日間)で仕上げまで行います。採点項目は、仕様誤り、出来栄え、作業態度の3つで、細かい寸法にしたがって、素早く作業を進めていきます。

※写真の長着は前年度の金賞、東亜の長谷川さんの作品です。



【1日目】


当日は朝まで天候が大変心配されていましたが、選手が会場に到着する頃には雨も無事上がり快晴の中、午前3時間・午後3時間の競技が開始ししました。

スタート直後はまだまだみんな緊張した面持ちで、練習通りに作業が出来るかドキドキして見守っていましたが、どの選手も順調に袖・表身頃・裏身頃と縫い進めていました。


午後になるといよいよ、つり合いの確認まで作業の進んだ選手達が出始めました。

厚さや伸びの違う生地をつり合い良く合わせていかなければならない、競技のポイントといえる工程です。

見ている時もずっと、「つり合いに問題無く、スムーズに次の作業に進めますように!」と心の中で応援していました。


そして大会一日目は無事に終了し、選手達は2日目に備えて会場を後にしました。



18日(土)は各競技に技能士ガイドさんが居て、来場者の方に競技内容や職種についての説明を丁寧にして下さいました!

和裁ブースでは実際に道具に触れて頂いたり、運針を見て頂く事が出来ました。運針の実演では沢山の方に興味を持って頂けたようで、これを切っ掛けにもっと和裁を身近に感じて頂けたら嬉しいです。


また、この日は名古屋支部と四日市支部から研修生や先生が出場した選手の応援に駆けつけてくれました!声出しの応援は出来ませんが、皆の熱~~~~~い視線で応援の気持ちは伝わっていたと思います✨



【2日目】


残すところ3時間、2日目の競技開始です。

2日目には愛知県の大村秀章知事が会場に訪問され、各競技を見て周られていました!

和裁競技を観覧されている知事の隣にいるのは、昨年の和裁金メダリストの長谷川さん。お二人でどんなお話しをされたのでしょうか?



2日目には大体の選手が、袖作り・袖付け・褄下くけ・衿おさめの作業に入ります。(東亜和裁では1日目に袖を作る選手が多いです)

最後にコテで仕上げをする時間や着物を畳む時間も考えながら集中して仕上げていきます!

※競技終了時に着物が畳めていないと採点対象外となってしまいます。


晴子「先輩頑張れ~!!!」


残り時間を30分も切ると一気に慌ただしくなり始め、競技終了の秒読みが始まります

5,4,3,2,1・・・終了!!

全ての選手が作品を完成させ、無事に全ての競技を終える事が出来ました!!


大会を終えた東亜の選手達、全員無事に作品を完成させる事が出来てホッとした表情です。

全力で競技に挑んだ選手の皆さんは本当に立派です!この二日間、本当にお疲れ様でした!

競技終了後には全員でビデオ撮影を受ける様子も見られました(,,>᎑<,,)



そして気になる結果が発表され、東亜和裁は『銀賞』諸岡さん、『銅賞』北林さん、『敢闘賞』横井さん、の3名が受賞を果たしました!!

受賞された皆さんおめでとうございます!!!



 

東亜和裁のInstagramやTikTokでも大会の様子がご覧いただけます♪是非、東亜和裁InstagramTikTokもご覧下さい!!







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